大手業者の「中間マージン」で、費用がより多くかかります。
床の滑り止めにかかる費用は、仮に同じ種類のものであっても、会社・業者ごとに差があります。特に「大手に頼むと高い」理由は、請けるのはその会社でも、実際に工事を行なうのは下請け業者であって、中間マージン分、費用がかさむためです。
緊急の際の対応はたしかである可能性が高い一方、下請けも高い技術や経験を持っているとは限らないため、必ずしも優れた滑り止め工事が期待できるわけではないといった実情が、一般的にはあまり認識されていないきらいがあります。
安くても、滑り止め効果が低い・後の保証が無いのでは、意味がありません。
「では、安い小さなところが良いか」と言えば、とにかく安く請けるといった業者はリスクが非常に高くなります。滑り止め工事は低費用であることも大切ですが、何よりたしかな効果を長く発揮してくれることが重要です。
安くても効果が低く、あるいはその耐用期間が短く、そして、後に不具合が生じた際に的確な対処を行わない業者ではダメで、費用がムダになるだけでなく、効かない滑り止めのために転倒事故・ケガが生じてしまう危険もあります。
複数の業者を、滑り止めの詳細や保証について比較しましょう。
ホームページや資料の施工実績、そして何より現地調査時の仕事内容から、信頼に足る業者をいくつか選び、複数社に見積りを提出させることが「もっとも低費用で、かつ、確実な施工をしてくれる」会社を選ぶ正しい方法です。
また、比較の際に重要なのは、金額だけを見るのではなく、滑り止めの種類、効果とその耐用期間、そして「保証・アフターサービスの内容」を、しっかりと比べましょう。
